ジョジョの奇妙な冒険掲示板

    ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル (通常版) (初回封入特典 プレイアブルキャラとして「吉良吉影」が使用可能になるDLコードがついた「川尻早人メモ」! 同梱)

    1 名前:管理人 たかし 投稿日:2077/7/7(金) 00:00:00.00 ID:jump

    ジョジョの奇妙な冒険の掲示板は移動しました。
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    コメント一覧

      • 1. 名無しさん
      • 2014年03月25日 15:21
      • ジョジョ掲示板作ってくれて
        本当に…本当に…『ありがとう』
        それしか言う言葉が見つからない
      • 2. 名無しさん
      • 2014年03月25日 15:43
      • ※1ですね!
        管理人さんありがとう
        ジョジョ記事待ってます!!
      • 3. 名無しさん
      • 2014年03月25日 23:02
      • い…癒される…
      • 4. 名無しさん
      • 2014年03月26日 08:14
      • ジョジョのご当地壁紙ってどういうこと?
      • 5. 名無しさん
      • 2014年03月28日 21:29
      • ジョジョのTシャツめっちゃほしい!

        壁紙ってスマホのかな?
      • 6. 名無しさん
      • 2014年03月29日 09:43
      • 3部アニメ開始まで一週間切ったぞおおおお
      • 7. 名無しさん
      • 2014年03月30日 16:52
      • ジョジョのために家にBSアンテナつけた!
        なんせ地方なもので…
      • 8. 名無しさん
      • 2014年04月04日 12:02
      • ついに今夜か…
        みんな準備はできてるんだろうな?
      • 9. 名無しさん
      • 2014年04月04日 23:57
      • 北海道だからまだだ…
        ネタバレはよしてくれよ泣!
      • 10. 名無しさん
      • 2014年04月05日 00:19
      • 始まるぞぉ…
      • 11. 管理人 たかし
      • 2014年04月05日 00:42
      • 映らない件・・・
      • 12. 名無しさん
      • 2014年04月13日 16:41
      • アニマックスで観たけどおもしろかった
      • 13. 名無しさん
      • 2014年05月13日 18:32
      • 「やれやれ。全く以て嘆かわしいね君らは。このジョジョ様にかなうと思ってるのかい?」
        「ほざけよ……ザ・ワールド!!時よ止まれ!!」
        「ん? 今何かしたか?」
        「なにぃ……!?まさか貴様、俺の世界に入門してきたというのか!?」
        「やれやれ。少しは考える知恵を持ちなさい!入門どころか……5段だよ俺は。時の静止した中で動けるどころか、時を1000時間止めることができる。
        おっとそれだけじゃあないぜ。俺は全てのスタンド能力を使えるどころかジョジョの連載を終了させる力を持っているんだ。だから俺に逆らわない方がイイ」
        「ジョジョ……貴様ぁ~~!!」
        「アリアリアリオラオラオラ無駄無駄無駄ァァァァ!!!すっ飛んで消えな!」ドガシャボエ~~~~~~~~←効果音
      • 14. スピン
      • 2014年05月14日 23:38
      • コメントが少ないようなので自作の小説を投稿させていただきます
        もし雑談の邪魔になるようでしたら消してもらって大丈夫です
      • 15. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月14日 23:40
      • 【新たなるジョジョの0の冒険】

        始まりはある夜の日のことだった。

        真っ白な雪で埋めつくされていた。
        北海道の札幌。
        まだ冬が始まった時
        ここは大雪が降った

        そしてここはある高校
        その名も『三国連高校』
        ここは偏差値80 基準点79
        という名門高校

        そんな中この高校ではある事件が起きていた
        それは不良
        こんなところにも不良はいた
        そして物語の主人公 上伊 丞宮もここの不良だ!!







        男子トイレ

        男はトイレの前で尿をしていた
        それも全部入っていた
        男は普通の髪に普通の制服を来ていた
        そしてドアから
        ガチャ
        誰かが入ってくる音がした
        主人公 上伊 丞宮はドアの方を振り向いた
        そこには二人の男が立っていた
        一人は髪が長くて緑という校則違反
        もう一人も耳にピアスをつける校則違反
        男1「おいおい、ジョジョじゃねーか」
        そう主人公はみんなからジョジョと呼ばれていた
        男2「おい、お前ちょっと面貸せよ」
        といい一人の男がジョジョの肩に触れた瞬間
        ドゴブシャー
        ジョジョの拳が男2の顔面に当たっていた
        そのまま男はドアに激突した
        ジョジョ「汚い手で俺に触るなこのタコ!!」
        そしてジョジョの怒りが出てきた
        ジョジョ「お前は風呂に入ったら何をする?俺は断然頭を洗う・・・が、お前はどうだ!その汚い手!!金玉でも最初に洗うのか!!!」
        そしてジョジョは尿が終わるとドアに向かって歩いた
        そして男たちの方を向き
        ジョジョ「今度会うときはまず手を清潔にしてくるんだな!!」
        といいその場を去っていった
      • 16. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月14日 23:44
      • 【上伊丞宮のホット&コールド 1】


        男は鞄を持ちある屋台に入っていった
        その名は『炎炎来』
        とても辛いと言われるラーメン屋だ
        辛さは最高で300
        それは唐辛子を大量に入れそのまは七味、ハバネロなどと辛い物をベースにしている
        そのラーメンを完食できたのはジョジョのみ!!!

        店主「あいよ」
        店主はカウンターに辛さ300のラーメンを置いた
        そしてジョジョは箸をとりレンゲ持った
        レンゲをラーメンの中に入れすくう
        そうしたらスープはとれたが全部が赤!!そうまるで薔薇のようだ!!
        そしてジョジョは何もためらいもなくスープを口に運んだ
        そうこの辛さが癖になる
        子供に例えるとカラムーチョを70個食べたのといっしょだ
        そしてお次は麺
        左手で持った箸で麺をすくった
        その麺は赤色の塊みたいだった!!
        これは何なんだ!?もはやラーメンではない!!
        そしてそれも口に運んだ
        その時
        (ガラガラピシャン)
        扉が開いた
        ジョジョは麺を途中で切り口の中に入っている麺をもぐもぐと食べながら扉の方を見た

        To Be Continued

      • 17. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月14日 23:45
      • 【上伊丞宮のホット&コールド 2】

        阿坂「お前がジョジョか」 (バーン)

        そこには蟹頭で肌も少し黒い
        一番目立つのはマントで体をおおっているのと左目の傷だ

        ジョジョ「何か用か」

        俺は口にラーメンを入れたまま言った

        阿坂「ああ、ここじゃあ有名だからなお前は、だからこの俺と勝負をし勝ったら俺にその称号をあげるんだ!!」

        阿坂は外にも聞こえるほどでかい声をだした

        そして俺は食べ終えたラーメンの食器を店長に差し出した

        ジョジョ「この勝負が終わったらまた食いにくるぜ、今度は2つをだ」

        そして店長はニカッと笑い

        店長「あいよ、待っているぞ!!」

        と俺に言った







        路地裏

        阿坂「ここがちょうどいいだろう」

        俺たちが来たのはある廃校となった学校の前の路地だ

        ジョジョ「どうやら、お前何か隠しているんだろう」

        それを聞き阿坂はこっち側を向いた

        阿坂「ああ、そうだ俺は特別の人間なんでな!!」

        といい阿坂の背中から何かが出てきた

        それは黒いオーラを出していた
      • 18. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月14日 23:49
      • 【上伊丞宮のホット&コールド3】

        ジョジョ「な・・!」

        俺は驚いて目を疑った

        黒いオーラじゃない

        黒い物体だということを

        阿坂「お前見えているのか、俺の『スタンド』を」

        といい阿坂は腰を曲げて言った

        阿坂のスタンドは黒い画面を被っており手から何やら怪しいオーラがでていた

        スタンド・・・スタンドとは超能力を絵でイメージしたものだ

        阿坂「どうやらお前もスタンド使いか?そうじゃなければ見えねえはずだが?」

        そして阿坂は一直線で俺のところに来て

        右手を俺にめがけて拳をふった

        俺はしゃがみこんでかわした

        だが

        壁が一瞬にしてなくなった(ドバコーン)

        ジョジョ「まじかよ・・!」

        俺はすぐさま立った

        そして阿坂はこう言った

        「ややや、やっぱり見えてるんすかー。俺のスタンドは狂った破壊(クレイジー・ディストラクション)でな。これは触れた物を容赦なく破壊する能力なんだ、あと人が触れるのはよう注意なんでな。触ったらバコーンだから」

        と阿坂は説明した

        だが俺はそんなのを聞いている暇はなくただ避けていた

        右、左、上、右

        どこから打ってくるのかも分からねえ

        そして阿坂のスタンドの殴る速さは速くなっていた

        まるで一秒間に5発で殴ってきている

        避けるのでも精一杯だ

        そしてついに追い込まれた
      • 19. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月14日 23:50
      • 【上伊丞宮のホット&コールド4】

        俺の後ろには金網がある  (ガシャーン)

        そして前にはやつのスタンド

        こりゃあやばいな・・・・

        阿坂「さーて追い付きましたよ、これでここの最強は私だ・・!!!」

        そして阿坂のスタンドが俺に向かって殴ろうとした瞬間

        ジョジョ「やれやれ、あいつを使うはめになるとはな」

        といい俺の後ろから何かが出てきて阿坂のスタンドの手を止めた

        阿坂「な、何!?何でそいつは破壊できないんだ!!俺のスタンドは何もかもを破壊するんだぞ!!」

        阿坂はスタンドの後ろで驚いていた

        ジョジョ「お前に教えて野郎」

        俺は両手をポケットにつっこんで言った

        ジョジョ「俺のスタンド名は『ホット&コールド(熱いそして冷たい)』だ!!」

        俺は奴に睨み付けて言った
      • 20. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月14日 23:52
      • 【上伊丞宮のホット&コールド5】

        阿坂「な、なんだって!!」 (バーン)

        阿坂は急いで身を後ろに引こうとしたが、その時はもう俺の攻撃を食らった後だった。

        ジョジョ「ゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラ!!!」

        阿坂は遥か後ろに吹っ飛び、コンクリートの壁を破壊して血を吐いて倒れた。

        ジョジョ「やれやれ、俺はケ程も力を出そうなんて思っちゃあいねーぜ。とっとと起きやがれ」

        阿坂「なるほどこれが噂のジョジョの力か・・・。俺の破壊もまだまだってことっすね」

        俺は両足が骨折して歩けなくなっている阿坂を無理やりに起して歩き出した。
      • 21. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月14日 23:54
      • 【上伊丞宮のホット&コールド6】

        ホット&コールドに阿坂を持たせ、自然に歩かせているように見せながら俺たちはラーメン屋へと向かっていた。

        ジョジョ「お前には聞きたいことが山ほどある。噂なんてモンは気にしちゃあいねーが、お前のような『スタンド使い』が次から次に現れるのも厄介だ」

        阿坂「フフ、なぁジョジョ。俺はお前を狙っているスタンド使いの組織を知ってるぜ?」

        ジョジョ「なに・・・? とっとと教えろ」

        阿坂「フフ、まぁまぁ焦るんじゃあないぜジョジョ。俺と一緒にこないか?ジョジョ、世界中を破壊し周り気取った貴族共から金を巻き上げるこれ程楽しい生活はないぜぇ?」

        ジョジョ「やれやれ。まだブチのめされたいよーだな」

        阿坂「冗談すよーッ。これくらいで起こらないで下さいよジョォジョォ」
      • 22. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月14日 23:57
      • 【炎炎来のファントム・キャッスル1】

        俺たちが目的地・・・炎炎来に着いたとき、店は炎を上げて燃えていた。

        ガラスがあたりに飛び散り、火が隣の家に引火していた。

        ジョジョ「おいお前・・・まさかお前の仲間の仕業じゃあねーだろうな」

        阿坂「ん? 何の事を言っている? ・・・ぐへァっ」

        ジョジョ「とぼけるんじゃあねぇ。こいつは新手の『スタンド使い』の仕業だが、お前に関係があるのか?」

        阿坂「どこのことを言ってるのかさっぱりだ」

        ジョジョ「二度とてめぇにはきかねぇ。道路で寝てろ」

        阿坂を放って店の方を見る。少し違和感があると思えば、そういえば人はどうした。これだけの火事なら、消防はともかくとして野次馬の一人や二人いてもおかしくないはずだが。

        いや、これは相手のスタンド能力の可能性が高い。一般人はともかく、阿坂の反応は不自然だった。うそをついているようにも見えない。

        ジョジョ「少々危険だが、調べてみる必要がありそうだぜ」

        ??? 「その必要はねーぜジョジョ」

        頭上から声がしたので見上げると、空から大量の瓶が降ってくる。

        ジョジョ「ゴラゴラゴラゴラァ!!」

        ホット&コールドで全ての瓶を殴り払うと、2階に誰かが顔をのぞかせていた。俺と目が合うと身体を引っ込める。

        犯人が中にいるのは間違いなさそうだが、店主は大丈夫だろうか。

        ジョジョ「ホット&コールド!」

        ホット&コールドの周りから霧が出て周囲を包み込む。一見して何も変わらないように見える。

        ジョジョ「店内の炎の熱を奪った。燃焼はこれで抑えられるだろう」

        ??? 「見事だよォジョジョ。僕を楽しませられるレベルではあるみたいだねェ」

        ジョジョ「てめぇ、新手の『スタンド使い』か?」

        土倉喜助「クハッ、僕の名は土倉喜助(つちくらきすけ)。覚える必要はないよォ。僕のスタンド夢幻の虚城『ファントム・キャッスル』にやられるんだからねェ」
      • 23. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月14日 23:59
      • 【炎炎来のファントム・キャッスル2】

        ジョジョ「俺からお前に言う事は、たった一つのシンプルな事だ。てめーを再起不能にする」

        喜助「無理無理無理ィ!僕の『夢幻の虚城』は絶対に勝つねェ」

        言い終わったと同時にホット&コールドを喜助の懐に叩き込んでやった。

        喜助のスタンドの像は見えなかったが、本体を攻撃すれば関係ない。確実で最も手っ取り早く倒す方法だ。

        再起不能になったと思い店から出ようと踵を返そうとしたが、ある違和感があった。

        ジョジョ「どういうことだ。やつの体温を感じねぇ」

        ホット&コールドは人間や動物、物の体温を感じ取れる能力。

        喜助と会話した時には確かに体温は感じ取れていた。違和感を感じたのは喜助をホット&コールドで吹っ飛ばした後に起こった。

        ジョジョ「ホット&コールドは正確な温度を測る。例外はねぇ。周囲の温度と同化したのか・・・」

        だが周りの空気は俺がさっき能力で13度に設定した。まず人間の体温は13度まで下がるなんてことはありえない。


        ここは敵スタンドの能力のせいだと考えるのが妥当だろう。周りと同化するのが能力ならば、カメレオンのようなスタンドなのだろうな。


        ジョジョ「やれやれ、炎炎来には悪いが、このままブチぬかせてもらう他手はねーみたいだぜ」

        ジョジョ「ゴラゴラゴラゴラゴラァッ!!」

        突きの拳を引いた途端、身体のあらゆるところから血が吹き上がった。

        ジョジョ「なに・・・!? どういうことだ・・・?」

        攻撃された素振りは全く見えなかった。体温は感知しなかった。

        1つの可能性として、この店にはもういないとも考えられる。

        ジョジョ(これ以上の攻撃はやめた方が良いな・・・。射程距離が分からない以上、まずは身を固めるか)
      • 24. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:01
      • 【炎炎来のファントム・キャッスル3】

        喜助(クハッマヌケェ。僕はお前の後ろだってのにさァ)

        喜助は物陰の後ろに隠れて見ていた。

        喜助(この店に入る時点でお前のスタンドの力は大体把握済みなのさァ。射程距離は5mぐらいかァ?残念だけど射程距離なんて関係ないのさァ。夢幻の虚城の能力でお前は僕を視界にとらえることは出来ないし、音も耳に入ってこなくなる。真正面からナイフで傷つけてもねェ。スタンド能力も僕が近づけば、無意識に能力を制限するってことよォ)

        喜助はにたぁと笑いながらナイフを舐める。

        喜助(まっでもよくやったぜお前はよォ~~。なかなか面白いスタンドだったし、暇つぶしには十分だったぜェ?僕は優しいから、そろそろラクにしてやるよォ)

        喜助は背後からゆっくりと近づく。そしてナイフを構え心臓部分に狙いを定める。

        喜助「あばよォォ~~ッジョジョォ~~ッ!!」

        ジョジョ「見つけたぜ、てめーの居場所をよ」
      • 25. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:04
      • 【炎炎来のファントム・キャッスル4】

        喜助「・・・!?」

        喜助(なっ、ナニィィィ~~~ッ!?)

        喜助は一歩後ずさって刺すのを中断した。

        喜助(おいおいおいおいおいハッタリかましてんじゃねーぞこのビチクソがァ~ッ! 僕の『夢幻の虚城』は絶対だ。その証拠に、お前は今僕に背を向けているじゃあないかァ! そ、そうだ焦ることはない冷静になるのさァ)

        喜助は深呼吸をして、気を保つ。

        喜助(待て、本当にジョジョの野郎は俺の居場所に気付いていないと思っていいのかァ? この僕に失敗はない。だが用心するに越したことはないのさァ)

        喜助はそろりそろりと元いた物陰へ戻っていった。

        喜助(このままここで長期戦に持ち込むのも良いがァ~~、いったん出直すというのもありだ。そもそもの話、ジョジョを倒すならこの店を燃やす必要はなかったのさァ。能力が分かった今、準備を整えれば確実に倒せるのさァ)

        そう思った喜助は、店の裏から出て逃亡しようと決心した。
        ハッタリであるとは言え、喜助は必要以上の汗をかいていた。

        喜助(ジョジョ~~ッ。ここまで僕を熱くした罪は償ってもらうさァ)
      • 26. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:06
      • 【炎炎来のファントム・キャッスル5】

        喜助(ジョジョ~~ッ。ここまで僕を熱くした罪は償ってもらうさァ。まっ今はそこで突っ立ってるがよ・・・ごぱァッ!?)

        喜助が寄りかかっていた壁が一瞬にしてバラバラに吹っ飛んだ。喜助は謎の攻撃によってコンクリに埋もれる形になってしまった。

        ジョジョ「俺の近くで監視していると踏んだ。しかしやはり姿は見えないか」

        喜助(ジョジョ~~ッ!?まさか本当に居場所が分かっていたのか!?)

        ジョジョ「透明化するスタンドか。確かに姿はまるっきり見えねェが、汗、びっしりだぜ。大丈夫か?」

        喜助(汗・・・だとォ!? まさかジョジョ、貴様~~ッ!!)

        喜助はその言葉ですべてを理解した。最初にジョジョがハッタリをかましたと思ったとき、喜助は冷や汗をかいていたと思っていた。だが、それはジョジョによってかかされていたものだった。ジョジョのスタンド、ホット&コールドが室内の温度を徐々に上昇させていたのだ!喜助は気付かなかったが、汗は歩くたびにぽたぽたと床に落ちていたのだ!

        喜助(原理は分かったぜ・・・見事だよォジョジョ。だがね、もうそんなトリックはつかえないのさァ。瓦礫に埋もれちゃあ汗なんて関係ないしなァ!さァ、とっとと諦めて帰んなァ!)

        ジョジョ「汗はもう見えねぇが、今度はしっかりと跡が残ってるぜ」

        喜助「ハッ!」

        さっき殴られたときにド派手に流血していた。ジョジョは喜助事態を見れなくとも、喜助から流れる血を見ることは出来る。

        喜助「く、ハハッ。ほんの出来心だったんだよォ・・・お願い許してェッ!!」

        ジョジョ「聞こえねぇな、てめーの命乞いも、断末魔もよ・・・」

        ジョジョ「ゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラ!!」

        To Be Continued
      • 27. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:09
      • 【緑王の使者・朱雀院1】

        ???「いやぁ、見事ですよ上伊丞宮。アナタの戦いぶりを見させてもらいましたよ」

        ジョジョが店から出ようとしたとき、背後から声が聞こえた。
        相手が喜助だけとは考えないようにしていたが、ダメージを負っている今戦うのは得策ではない。

        ジョジョ「やれやれ、まだおれを怒らせたりないか……?」

        ???「そのようですねぇ。ではどうぞ殴ってください。まぁでも、喜助程度に苦戦するようじゃあ
            その程度のスタンドですよねぇ」

        ジョジョ「煽るのは結構だが、そいつはてめーより強い人間にやるもんじゃあねーぜ」

        ジョジョはホット&コールドを繰り出し、謎の人物に殴りかかっていた。
        ジョジョは自分でも確認できない程の突きの速さを繰り出せる自信を持っている。
        本気を出せば光の速度でラッシュを128発繰り出せると自負している。
        ついでに言えば、ホット&コールドは殴った対象の体温を操れる。
        この男の素性は知らないが、殴れば体温が40度になるように設定している。
        死にはしないだろうが、相当の苦しみは襲うだろう。
        だと思っていたが

        ジョジョ「ぐぅ……ッ! な、何……ッ!?」

        ???「名乗っておきましょう。僕の名は朱雀院輝明(すざくいんてるあき)。そして君自身を襲うのは僕のスタンド能力というわけだ」

        ホット&コールドの拳は確かに朱雀院に当たっていた。だが、その朱雀院自体は何もない様子だ。
        代わりにジョジョが後方に吹っ飛んだ。そして、妙な熱を帯びた。
        流石のジョジョも連戦で疲れていたので、気絶してしまった。

        朱雀院「その様子では、僕を殺そうとはしなかったんですね。立派です。まぁでも、僕はどうするか知りませんけどね」

        朱雀院はジョジョに手をかけた。
      • 28. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:11
      • 【緑王の使者・朱雀院2】

        朱雀院「僕のスタンド『帝王の噺(ハイテンション・グリム)』は君にダメージを移したんです。僕は何もしていません。キミが君の力で倒れただけですよ。まぁ、もう聞こえませんか」

        朱雀院は倒れたジョジョにゆっくりと手を伸ばす。
        朱雀院は全て知っていた。阿坂との戦いも、喜助との戦いも。
        その全てを見た上で戦力を測り、疲れたところを叩く。合理的な戦術だ。
        そして完全な勝利をとろうと、ジョジョの首元を掴もうとしたところで。

        朱雀院「なッ、何……ッ!?ホット&コールドだと……ッッ!!」

        ジョジョ「やれやれだぜ……てめーの技で死にそうになるとはな」

        ホット&コールドは朱雀院の腕をがっしりと掴んでいた。帝王の噺(ハイテンション・グリム)が倒したと思っていたジョジョが何食わぬ顔で立ち上がった。
        ホット&コールドは温度0度以外の攻撃を全て無効にする。相手の体温を上げようと放った拳は自身の能力で無効化されたのだ。

        朱雀院「まだ全開じゃあなかったというのか……上伊、丞宮ッ!!」

        ジョジョ「答える必要はねーな……朱雀院」

        ジョジョは余裕ぶって答えてはいるが、頭の中では対抗策を必死で練っていた。
        防御面で言えばジョジョのホット&コールドの能力でダメージを0に抑えられる。だが、攻撃は全て自分に返ってくるのだ。
        どんな攻撃をしても、全てが0に戻るのだ。

        朱雀院「ま、まぁいいでしょう。キミがどんなに攻撃しても、僕がダメージを受ける事は無い。それは間違いないのだから」

        ジョジョ「……ほう。てめーはどんなに殴ってもダメージを受ける事はねーと言うんだな。なら、色々試させてもらう」
      • 29. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:14
      • 【緑王の使者・朱雀院3】

        ジョジョ「ゴラッ!ゴラッ!ゴララッ!ゴラッ!」

        朱雀院の身体をあらゆるところから殴っているが、やはり衝撃は自分に返ってきているようだ。
        何もないような涼しい顔をして立っていやがる。

        朱雀院「努力は認めよう。だがね、『帝王の噺(ハイテンション・グリム)』は防御のスタンドじゃあない。ちゃんと攻撃できるのだよ」

        ジョジョ「そうか……構わず殴らせてもらうぜ」

        『帝王の噺(ハイテンション・グリム)』は背中の細い管を数本うねうねと伸ばし始めた。
        それに気づいたジョジョは、朱雀院を殴るのを中断し、『帝王の噺(ハイテンション・グリム)』を殴りにかかる。

        朱雀院「もう遅いですよジョジョ。この管は針にもなるんです。それがどこに行くかは、お分かりですね?」

        『帝王の噺(ハイテンション・グリム)』が発した針は当然ホット&コールドに刺さっていった。
        しかし、ホット&コールドの能力で0度以外の物の攻撃のダメージを喰らわない。
        しかし、朱雀院にとって、この攻撃はただの牽制ではなかったのだ。

        ジョジョ(この針……野郎、おれの能力を計りにきやがったな……)
      • 30. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:16
      • 【緑王の使者・朱雀院4】

        『帝王の噺(ハイテンション・グリム)』の放った針にダメージは無かった。
        だが、ジョジョはほんの少し生まれた違和感に気づいていた。
        全ての針が均等な攻撃を仕掛けていると思っていたが、実際はそうではなかった。
        2、3本の針に温度差があった。片方は極端に熱い針、もう片方は極端に冷たい針だ。
        ジョジョはこの時知らなかったが、『帝王の噺(ハイテンション・グリム)』の管は炎の熱と、冷蔵庫に残っていた冷気のダメージを針に上乗せしていた。

        ジョジョ(どんな攻撃が効くか試してやがる。このままだとホット&コールドの能力に気づくのも時間の問題ってわけか……)

        そうこう考えている間に朱雀院は次の手を繰り出そうとしていた。
        ジョジョに考える時間は残されていない。朱雀院に殴りかかろうとして、あるものを見つける。
        それは喜助の近くの地面に伸びる、かすかに見えたツタのような物を。

        ジョジョ(ツタ……ツタだと……? 待て、前の戦いを思い出してみろ……ッ)

        朱雀院(ホット&コールドは温度を操るスタンド。攻撃を無効化する要素はないはず……。考えられるのは、一定の温度のみで無効化、またはそれ以外の温度では通らない仕組みになっている可能性が高い。フフ、あと3手で測れるぞジョジョ)
      • 31. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:20
      • 【緑王の使者・朱雀院5】

        朱雀院「これより下準備に入ります。君のスタンド能力は大体把握しました。遅くても3手で仕留めるでしょう」

        ジョジョ「………………」

        ジョジョはホット&コールドでひたすら殴っているが、本体はしゃがみこんで何かを考えている様子だった。
        朱雀院はその時、勝利を確信した。そもそもの話、こうして殴ってたしかめている時点で、対策が存在しないと証明しているようなものだ。
        『帝王の噺(ハイテンション・グリム)』に弱点はない。朱雀院のスタンドは無敵なのだ。

        朱雀院「まずは一手……と言っても、もう終わったようなものですねぇ」

        『帝王の噺(ハイテンション・グリム)』の背中が先ほどと同様に管を針のように硬質化して伸ばしていく。
        今度発射する針の温度を13度、2度、0度になるように調整した。
        朱雀院の読み通りだと、この中のどれかでダメージを受けるはずだ。
        ジョジョは当然ホット&コールドを自らの前に戻して、防御態勢を取った。
        だが、『帝王の噺(ハイテンション・グリム)』の発射する針には0度になった針が存在する。
        防御しようとしても、その針のみは、ジョジョの命を刺すのだ。
        この場合、何をしてもジョジョはダメージを喰らう。
        だがジョジョは!意外な行動ととったのだ!

        朱雀院「……?上着を脱いだ、だと……ッ!?」

        ジョジョは着ていた上着を全て脱いだどころか、防御しようとしていなかった。
        逆に攻撃の構えに入っていたのだ!先ほどの攻撃は全て体で受け切っていたが、今度は払い落とそうとしているだろうか。
        『帝王の噺(ハイテンション・グリム)』が発射する針は合計27本。長さは1mの針が時速100㎞で襲い掛かるのだ。
        しかし、ジョジョは殴りはらおうとはしなかった。むしろ、向かってくる針を高速で掴みとっていたのだ。
      • 32. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:21
      • 【緑王の使者・朱雀院6】

        0度の針を掴んだことで、本体の手は摩擦熱を帯びてしまったが、ジョジョは気にも止めない。
        そして、そのまま『帝王の噺(ハイテンション・グリム)』に4本送り返した。

        ジョジョ「てめーはもう、攻撃を流すことはできねぇ。からくりはこの上着だぜ」

        ジョジョはツタを見た時に、全てのからくりを理解した。この火事の中でツタが残っているのはありえない。
        そして、そのツタは超極細になっていたため、ジョジョには見えなかった。
        だが、喜助の近くにあったツタには、喜助の血が付いていたため、一瞬だったがジョジョには視認することができた。
        そのツタこそが、ダメージを他へと流すアースの代わりになっていたのだ。
        そのツタは、ジョジョの上着にもしっかりとついていた。

        朱雀院「『帝王の噺(ハイテンション・グリム)』ッ! 僕の守るのですッ!」

        ジョジョ「言っておくがよ、ホット&コールドの投げる速度は、てめーの10倍だぜ」

        自らが放った針は朱雀院の両肩と両腿にしっかりと刺さった。
        そして、そのダメージがジョジョにバックしてくることはなかった。

        ジョジョ「まだ気絶するには足りねーか」

        朱雀院「ジョジョ、見事に完敗です。……僕の組織の秘密を喋りましょう」

        ジョジョ「当然だ。それとな、こいつはけじめだ。……炎炎来のな」

        ジョジョ「ゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラゴラ!!」

        To Be Continued
      • 33. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:25
      • 【日の兆し1】

        ジョジョ「家についたぜ……朱雀院」

        倒れた面々(朱雀院、阿坂)をホット&コールドでなんとか運んできた。
        喜助の能力が解かれた今、炎炎来は消防隊が駆けつけている頃だろう。

        ジョジョ「気絶しているだろうが、話すことはしっかりと話してもらうぜ」

        朱雀院「僕の心配はいらないね」

        ジョジョ「!?」

        朱雀院はジョジョの後ろに立っていた。運んできた思った朱雀院の方を見ると、そこにはいなかった。
        ジョジョの後ろに立っている人物は間違いなく、正真正銘朱雀院輝明で合っている。
        あれほどまでに痛めつけたというのに、その傷が一瞬にして消え去ったというのだ。

        朱雀院「不思議かい?僕は君が気付かない内に、通行人にダメージをなすりつけたというわけさ」

        ジョジョ「てめぇッ!」

        朱雀院「あわてるんじゃあないジョジョ。これはあくまでも審査ですよ。キミが、僕たちとついてくるに相応しいかのね」
      • 34. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:30
      • 【日の兆し2】

        そういって朱雀院は指をパチンと鳴らした。そして、その変化をジョジョは見逃さなかった。
        ジョジョの背後に、大きな影が二つ。朱雀院の言葉を信じれば、こいつらもジョジョを審査していた一員ということになる。

        ???「身構える必要はねーぜ。オレの名前は、ジョースター。ジョアン・ジョースター。皆ジョジョって呼んでるが……オメーもジョジョじゃあねーかッ!」

        ???「私はメソップ・アヴド。怖がる必要はありません。仲良くしようじゃあありませんか」

        ジョジョ「………………」

        明らかに胡散臭い。それに何よりも、ジョジョはこいつらに自宅を知られたこと自体にむかっ腹が立っていた。

        ジョジョ(さて、これでおれは下手な判断をするわけにはいかなくなったわけだが)

        住処がバレた以上、ジョジョはここにいることは出来なくなった。
        朱雀院たちはジョジョにある提案をしてくるだろう。可能性が高いのは、こいつらの『仲間になること』。
        それは先ほどの朱雀院の『査定していた』という言葉から推測できる。
        だが、ジョジョはここで断ることは許されない。
        まず、疲労している状態で調子が万全の敵3人を相手にして抜けられる筈はない。
        仮に逃亡が成功したとしても、尾行が付くだろう。

        朱雀院「では本題に入ろうか。もう気づいてはいるだろうが、そこの阿坂霧夜は我々の仲間で、きみの調査役として遣われた。続いて喜助、僕と連戦した上で結果を言い渡す。きみは合格だ。僕らの仲間になれ」

        ジョジョ「……そんなことはおれが決める事だ。お前らが話すべきは結果じゃあねぇ。目的を言え。学校の成績が卒業後に重要になってくるように、おれの成績は何のために使われるのか知らねーとなぁ」

        ジョアン「あーうるせーなッ! ごたごた言わずについてくりゃあいいんだよ。テメーは欲しいモンが手にはいんねーと駄々こねるガキかァーッ?」
      • 35. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:37
      • 【日の兆し3】

        アヴド「落ち着いてくださいジョースターさん。我々にも強引すぎる所はありました。理由を説明しましょう」

        ジョジョ「………………」

        ジョアン「お前みたいな庶民は知らねーだろうがな、世界は確実に破滅の方向へと向かっているんだぜッ!」

        ジョジョ「……てめー、頭脳がマヌケか?」

        ジョアン「20年前、柱の男という究極の生物がいた。そいつらはごく少数の波紋の戦士たちによって倒され、世界は平和になった。
             だがッ! 柱の男はまだ残っているんだぜッ!」(バァーン)

        アヴド「柱の男たちはサンタナ、ワムゥ、エシディシ、カーズの他にもう一人、ラゼルクロスという始まりの生物が存在した」

        朱雀院「あくまで言い伝えでしかないが、伝記によると、通常状態で究極生命体カーズとほぼ互角の戦闘力を誇るらしい」

        まるで漫画やアニメの敵キャラを話しているようにしか聞こえないが、ジョジョはこの話を出鱈目だとは思わなかった。
        スタンド能力。ジョジョは自分でもいつから発言したのか気付かないくらい一緒にいた魂の力。
        そしてこの一日で出会ったスタンド使いからも、彼らの話が本当であると決定づけられる。
        ジョジョは口をはさむことなく、しっかりと朱雀院らの話を聞いていた。

        ジョアン「そして今年、そのラゼルクロスが目覚める年っつーわけよ。ジョセフのオヤジも出来る限り動くみてーだが、まっ、オレらもその一員てことなのよォ」

        朱雀院「目的は理解できましたね。幸い、ラゼルクロスはまだ目覚めていません。そして、太陽に弱いのも変わりない。上伊丞宮、きみの家系にも石仮面にまつわる事件に絡んでいたはずだ」

      • 36. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:55
      • 【日の兆し4】

        朱雀院は壁に掛けてあったある仮面をジョジョに見せる。これは確かに石でできている。
        どういう経緯でこれを手に入れたのかは知らないが、ジョジョの爺さんは石仮面を持っていた。
        それはつまり、何かしら吸血鬼や、あるいは柱の男との接触があったという証でもあるだッ!

        ジョアン「つまりこの件、テメーは関係ねーで通ることはないっつーことだよッ!」

        ジョジョ「……わかったいいだろう。事情は飲み込んだ。だが、あくまでもおれはおれの目的を果たすだけだ」

        アヴド「よろしい。では、次に向かう場所について話しておこうか。ジョースターさん、お願いします」

        ジョアン「いいか? かつてジョセフ・ジョースター、オレのオヤジは柱の男の頂点、カーズを倒している。その時に関わった重要なアイテムがエイジャの赤石っつゥー宝石だ」

        エイジャの赤石。カーズが究極生命体になるために使われたアイテムであり、カーズを地球外に追放したアイテム。
        波紋増幅装置として使用された赤石は行方知らずとなっている。

        ジョアン「ジョセフのオヤジが言うには火山に突っ込んだっつゥーけどよ、スーパーエイジャなら溶けることはないと思うのよ」

        ジョジョ「おまえの推測はどうでもいい。もしそうだとしても、どこにあってどうとるか、その時点で無理だと分かるからな」

        ジョアン「あァ? んだとテメーッ!」

        朱雀院「喧嘩している場合じゃあないでしょうに……」

        ジョアンはアヴドに止められ落着きはしたが、ジョジョの言うことはもっともだった。
        仮に場所が分かったとしても、取り出す方法がなければただの愚策となってしまう。
      • 37. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:56
      • 【日の兆し5】

        朱雀院「上伊丞宮、何の為にきみを仲間に引き入れたと思ってるんですか。きみのスタンド能力は炎炎来で確かめたはずですが?」

        ジョジョ「そうだな」

        ジョジョは言われて気付いた。ホット&コールドは温度を操るスタンド。
        例え溶岩の中にあろうが、ホット&コールドの能力を使えば、溶けるなんて心配は必要なくなる。
        そしてジョジョ自体はスタンドを出している間は、温度0以外の攻撃を一切受けない。
        例え溶岩に突っ込もうが、ジョジョは無傷でいられるのだ。

        ジョジョ「しかし、肝心の場所はどこだ? しらみつぶしに探すと言うのなら、入手してからおれを迎えに来い」

        ジョアン「場所はヴォルガノ島だが、細かい位置は定かじゃあねぇ。だが、そこはオレに任せろッ!」

        そう言ってジョアンはあぐらをかいて座り込んだ。両手を前に出して、目を瞑っている。

        アヴド「あれはジョースターさんのスタンドです。見ていればわかりますよ」

        アヴドの言うとおり様子を眺めていたら、裾の方がもぞもぞと動いている。
        そして裾から出てきたのは、茨だった。アヴドの言葉を信じるなら、あれがスタンドという形になるが。

        ジョジョ「植物型のスタンドか……?」

        アヴド「ジョースターの家系はこういうのが多いらしい。詳しくは知らないが」
      • 38. スピン【ジョジョの奇妙な冒険第0部ワイルドガイズ】
      • 2014年05月15日 00:58
      • 【日の兆し6】

        その茨のスタンドはどんどん伸びていき、やがてテーブル全てを覆い尽くすほど伸びていた。
        テーブルの真ん中に茨が魔方陣の様な物を作る。

        ジョアン「よし、準備は良い。今度は目を探す。少し待ってろ」

        魔方陣の形が星、三日月、トライアングルと次々に変わっていく。
        そして、魔方陣の形が猫の目のような形になったところで、ジョアンが口を開く。

        ジョアン「見つけたぜ。はっきりとな。説明するにはちとムズカシイが、場所は把握したぜッ!」

        ジョジョ「こいつのスタンドは探知能力か?」

        朱雀院「スタンド、名多重人目『バイオレット・アブソーバー』。あらゆる物に目があるだろう? ジョアンのスタンドは目のある物を覗くことができる」

        ジョアンのスタンドは目があるものなら、それを通じてみたい物を見れるらしい。
        今のは火山の目を中心に見ていたようだ。

        朱雀院「とにかく、これで動くべき方向が見えたというわけだな」

        ジョジョ達は赤石を入手しにヴォルガノ島へと向かう。
        そしてここから、上伊丞宮の過酷な冒険が始まるのであった!



        ←To Be Continued
      • 39. 名無しさん
      • 2014年05月17日 23:05
      • ねぇなんかコメント増えてる
      • 40. 名無しさん
      • 2014年05月19日 16:22
      • なんで誰もツッコんでねーのよwwww
      • 41. 名無しさん
      • 2014年05月20日 12:25
      • 急にコメント増えててワロタww

        って思ったけどなんだこれ
      • 42. 名無しさん
      • 2014年05月20日 13:26
      • すざくいんてるあき・・ざわ・・ざわ
      • 43. 名無しさん
      • 2014年05月31日 23:23
      • なんか スレが 乗っ取られてるwww
      • 44. 名無しさん
      • 2014年06月02日 14:23
      • もっとみんなで語ろうぜ
        何か人全然きてねーし・・・
      • 45. 名無しさん
      • 2014年06月15日 22:29
      • ジョジョリオンの杜王町は題材と言うより舞台だな
        8部は系譜や家族が題材で奇妙なサザエさん一家を軸に話が展開していると思う。
        町が生んだ怪物は出てこないし、日本のとある町で起きている怪事件の解決なんてしないだろ
      • 46. 名無しさん
      • 2014年06月17日 17:08
      • 吉良・ホリー・ジョースターってなんか盛りだくさんだよなwwww
      • 47. 名無しさん
      • 2014年06月25日 08:23
      • ちょっと寒くないかにゃ?

      • 48. 名無しさん
      • 2014年08月05日 12:24
      • グツグツのシチューにしてやる
      • 49. 名無しさん
      • 2014年09月23日 17:46
      • 喰らってくたばれ、怪焔王のモード!
      • 50. 名無しさん
      • 2014年09月28日 14:00
      • C・F・H・S!!  かわせるか!
      • 51. 名無しさん
      • 2014年10月23日 22:27
      • うわあ、、、ネタだよな?
      • 52. 名無しさん
      • 2014年12月01日 13:17
      • ここでむしろジョジョ扱わないで欲しかった。好きな作品なだけに。
        2chの特にファンでもない人やアンチのコメント載せたら、寄ってくるのはその同類だし、ジョジョよく知らない一見さんに印象悪くしてしまう。
      • 53. 名無しさん
      • 2014年12月20日 23:13
      • 小説の人、そういうのはPixivでどうぞ。見てて寒いだけだから。
      • 54. 名無しさん
      • 2015年01月18日 13:57
      • ※45
        今のところ、8部は定助の自分探しが一番重要だからね
        定助にしたところで自分に火の粉が降りかかってくればともかくわざわざ他の事件に関わる必要性もないしね

        色々ちりばめられている伏線や謎が今後どう回収されていくのか楽しみにしている
      • 55. 名無しさん
      • 2015年01月29日 09:35
      • アンチスレ拡散して、ここからアンチ増やすのは簡便。
        面白い作品なんだからそっとしといて欲しい。
      • 56. 名無しさん
      • 2015年01月31日 20:59
      • 単行本買おうかどうか迷ってるんだが
        おまけとかどうなってる?
      • 57. 名無しさん
      • 2015年03月10日 11:56
      • ※56
        文庫本より表紙がカッコいい
      • 58. 名無しさん
      • 2015年03月28日 21:58
      • 最高にハイってやつだァ!!!
      • 59. 名無しさん
      • 2015年06月29日 23:37
      • もうジョジョのアニメは終わったが、俺がジョジョでたことをありのまま話すぜ。
      • 60. 名無しさん
      • 2015年06月29日 23:41
      • 最近ジョジョで疑問が少しある。ありのままその時思ったことを話すぜ。ヴァニラ・アイスてゾンビじゃなくて吸血鬼だよね?何で疑問だったかっていうとポルポルに剣で刺された傷が治ってなかったからさ。あれはまだ完全に吸血鬼じゃないから回復が遅いでいいのかな?質問じゃなあなく確認だねこれ。誰かお願いします。
      • 61. 名無しさん
      • 2015年08月03日 18:01
      • ※60
        それでいいんじゃあないかな?

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